2013年11月01日

生きてます


おひさしぶりです。

ブログ更新の停止後、心配して下さった方々から生存確認を頂いたりして誠に恐縮です。
生きてます。

2008年11月に「カリスマ 13a」をRPの後、ルートは一区切りついたので次はボルダーで成果を出そう!と考え、御岳でそこそこ頑張りました。

御岳の初段を7割方落とし、「遼」と「忍クラ」で2段の称号を得て、よし次は3段と「虫」に手を出したのが運の尽き。2009年初夏〜2010年晩春まで費やして寄せさえ止まらず、絶望に打ちひしがれていつしかクライミングから足が遠のいてしまいました。今思えば、ボルダリングの攻め方を誤り、正しいトレーニングも積まずにやみくもに打っていただけなので当然の結果でしょう…。

その後、沢やら簡単なショートやマルチをお触りする程度で2年程ブランクが経過。

しかし2012年3月、お気楽クライミングと決め込んだつもりの天王岩で「ステルス 12b」を触ったところ、指先に食い込むカチの痛みに熱い思いがよみがえり、焼けぼっくいに火がついてしまいました。老いらくの恋は始末が悪いと申します。それ以降、毎週末の岩場通いが始まります。

幸いモチベーションの高いパートナーに恵まれた上、ボルダリングに全力を傾ける質の高い学生の出現に刺激され、さらに実弟までもがクライミングに熱中してサークルを立ち上げるなど、気づけばすっかりクライミングどっぷりの環境が整っていました。

現在、秋冬春は奥多摩でフェース、夏は小川山でスラブを中心に登っています。
フェースは再び13台を目指して頑張ってはいますが、この春にようやく白妙の「ブラックマーケット 12a」を落とした程度ののんびりペース。以前は夏も小川山でフェースをやっていましたが、去年「立ちこんだ時の空に浮かぶような感覚」でスラブの面白さに目覚めてしまい、以来スラブの12台も目標の一つとなりました。今年はクラックにも手を出し、今のところ成果は「小川山レイバック 5.9」だけですが、ナチュプロで登ることの"美しさ"にときめいてしまった…!やりたい事がいっぱいで困る…

あと、もう一つの楽しみが「クラシックの名作」を登ることですね。小川山の「ラベンダー」「ジェットストリーム」「ポケットマントル」「セレクション」…グレードを追うのとはまた違った奥深さが感じられ、改めてクライミングの素晴らしさに胸が躍りました。

いま、魅せられるのは「爆笑系」ルート。登る時に楽しすぎて思わず笑っちゃうような、そんなルートとの出会いを求めてます。

今年も奥多摩シーズンが到来しましたが、5.11台後半をたくさん登り込んでクライミングの地力を鍛えて行きたいと思っております。じっくり登りたいので、ずうっと不人気エリアばかり行ってますけど。

以前岩場でお付き合い頂いた方々、もしどこかでお会いすることがありましたら、「よお、生きてたんだ!」なんてお声かけ下さい。

これからボチボチとブログ更新して行きたいと思います。

では皆さん、ご安全に!
posted by 松ポコタ at 19:28| 神奈川 | Comment(4) | TrackBack(0) | 閑話休題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月05日

「Elvis Legs」

「足が激しくエルビス」・・・
最近、自分のブログでちょくちょく使っているのだが、あるクライミングのコミュで知って以来とても気に入っている言葉だ。
知っている人は知っているだろうが、所謂「ミシンを踏む」状態をアメリカなどではこのように表現するそうだ。

Elvis.jpg
・Elvis leg (see also sewing machine leg) — to have a leg begin shaking sort of like Elvis Presley on stage, usually a sign of fatigue or fear.
(The Boulder Project より)

「ミシンを踏む」も視覚的に良く表現した言葉だが、こちらのほうがよりユーモアを感じる。
あの余裕が無くてプルプルしている情けない光景も、「いやあ、超エルビスだったよ〜」なんて言うと、何だかかっこ良く表現できてしまう優れもの。
聞いたほうも、「エルビス?・・・ああ、なるほど!!」と感心してしまい、先ほどまでの私のかっこ悪い姿をかのスーパースターと重ね合わせてしまうという、魔法の言葉でもある。

ジャンルは違えど、「ガストン」や「ガメラステップ」のように人の名を冠したクライミング用語としては秀逸に思う。このフレーズが日本国内でますます普及するよう、地道に使い続けて行きたいと思う。

私としては「エルビス」の最上級として、全身がプルプル震えだす「バンビ」もお勧めかと。
「生まれたての小鹿」・・・その可憐な姿に感動のガンバコールが浴びせられること請け合いである。
posted by 松ポコタ at 00:03| ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 閑話休題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月01日

2008年 謹賀新年

あけましておめでとうございます。

今まで出会えたクライマーの皆様の充実した岩行と、その安全を
心より祈念申し上げます。本年も宜しくお願いいたします。

私の今年の抱負は、もちろん、サーティー・・・
おい、言っちゃっていいのか!?

nekoita00.jpg
カミさんと猫とヌクヌク正月。
posted by 松ポコタ at 01:34| ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 閑話休題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月31日

2007年 総括

まあ、ゆっくり風呂でも入って推敲しようか。
huroneko.JPG
去年、十年に及ぶ仮面クライマーからの脱却を思い立ち、同時にブログを立ち上げて1年余り。ようやくクライマーの末席に名を連ねるくらいにはなったかな・・・と思う2007年の大晦日。いい機会なので一人反省会を兼ねて、この間の11以上の成果を振り返って見ようかな。

5.11台

白と黒 11b」有笠 06/10RP x?
予選落ち 11a/b」有笠 06/10FL
あまり印象ないな・・・登りやすかった。

ナバロン 11a」広沢寺 06/11OS
短い。ボルダーで5級位かな。

天使の誘惑(耳ルート)11c」黒山 06/11RP x3
耳状のフレークまでのボルダー(3級位?)の解決が早かった。当時ルートよりは、まだボルダーの方は続けていたからかな。 

OVER DRIVE 11d」城山 07/01RP x11
とても面白かった!スプーンカットと甘いガバに泣かされたが、内容の濃い、お勧めの一本。

パワーシフト 11b/c」天王岩 07/01RP x4
カッチカチ。得意系ではあったが、RPには集中力が要った。

THE LION KING 6c+」タイ 07/03RP x5?
でっかいガバフレークを豪快に登るが、豪快すぎて疲れた・・

NAME UNKNOWN 6c」タイ 07/03FL
前半のどっ被りさえ無難にこなせば何てことなかった。

ハッピーバースデー 11a」太刀岡 07/11FL
左右の体の振りがポイント。

5.12台

TO FAR AWAY 12a」城山 07/01RP x6
ミッドウェーウォールが全体に脆い中で、まずまず安定したルートだった。核心は中盤、遠いガバへのクロス。

CAFE ANDAMAN 7b」タイ 07/03 RP x8
タイに宿題は残せねえ!・・・ほんとによかった〜

ウォー 12a」白妙 07/04 RP x10?
核心は2箇所、出だしのツマミホールド、最後の右トラバース。ツマミはムーブの最適化、最後のトラバースは根性。

おさわがせしました 11d/12a」太刀岡 07/06  RP x7
核心は中間部の細かいポケットの処理。結局ムーブ、特に足だ。

ミストラル 12a/b」太刀岡 07/07 RP x8
フィンガリーな下部をこなし、中間で大レスト。上部の核心はチクタクを駆使したりと試行錯誤が面白かった。

イエロークラッシュ 12a」小川山 07/09 RP x6
DVDの杉野保氏のムーブを猿真似したら、あっさりRP。もともとうす被りのフェースは得意だったし。

ノーモアレイン 12a」小川山 07/09 RP x15?
前傾壁からスラブへと変化する際の三次元ムーブは最高に楽しい。スラブの核心部のカチがヌメッて泣かされた・・・

ロッキーロード 12a」小川山 07/09 RP x8
この高度感にビビりまくり、ご法度のトップロープでムーブを探る。新品のミウラーが細かいダイクに良く立ち込めた。被り物ばかりやってたので、このスラビーなルートは新鮮だった。

モンスターパニック 12b」金比羅 07/11 RP x50↑
すごい便数だな。去年、ヘタレの私が一念発起して取り掛かった思い入れの深い一本。全体に傾斜が死なず、ストレニュアスだがホールドは大きい。上手いクライマーがOSしまくっていたっけ。私もこの秋、ようやく余裕を持って登りきることができた。

・・・う〜ん、こうして纏めてみると1年かけた割りに大したことないなあ・・・なんて、あまりストイックにならずに、今年それぞれに楽しかったルートを一つ一つ思い起こしつつ、気持ちよく年を越すとしよう。楽しいクライミングができて良い一年だった。

とはいえ、やり残したルートもしっかり確認しとかねば。

宿題

「ホテル二子 11c」二子山
「越生ライン 11c」黒山
「パンクスインザダーク 11c/d」太刀岡
「デザートソング 12a」河又
「ノースマウンテン 12a」二子山
「UV 12a」北川
「エスパー 12a」天王岩
「ウッシー 12a/b」白妙
「トゥエルブモンキー 12b」城山
「ダイノサウルス 12b」河又
「ピクルス 12b」黒山
「シルクロード 12c」小川山
「スーパーラット 12c」太刀岡

・・・って、山積みじゃん(T_T)

















posted by 松ポコタ at 01:51| ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 閑話休題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月18日

教頭 キムキム

母校のクライミングサークルに遊びに行くと、主将のキムキムに発破を掛けられた。
「あ〜先輩先輩、なんや『スーパーラット』1テンに持ち込んだそうやないの。ええですなあ。ほな、週末期待してまっせ」
vice_principal.JPG
「期待してまっせ」 「してまっせ」 「してまっせ」

という訳で、玉突き事故を起こしそうなプレッシャーである。
posted by 松ポコタ at 00:00| ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 閑話休題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月24日

「白夜の大岩壁に挑む〜クライマー山野井夫妻」

昨日太刀岡、明日も太刀岡。今日はレストでカミさんとお散歩。
帰ってから先週BS−hiで録画した山野井さんのHiVisionスペシャルなど見ながら寛ぐ。その鑑賞録など。

IMGP0911.JPG

番組序盤、山野井さんご夫妻の静かな奥多摩での生活。「今の暮らしがとても満足」と仰る妙子さんのお言葉通り、質素だがとても穏やかな日々が窺える。
一通りギャチュンカンでの死闘が綴られ、今年5月のグリーンランド偵察行。次々目の前に現れる大岩壁にそれまで物静かだった山野井さんの目が輝きだす。「うわー、すごいよ!」とヘリの中で大はしゃぎである。ダグ・スコットの「ビックウォールクライミング」にあったほんの数行のグリーンランドの記述を見て以来、ずっと心に描いていたそうだ。

IMGP0917.JPG
ターゲットはミルネ島最高峰の岩壁。山野井さん名づけて「オルカ」

今回ご夫妻の他に木本哲さんもパーティーに加わった。同じく凍傷で足の指を失った者同士、分かり合える間柄のようだ。現実面ではスポンサーとの橋渡し役など色々努められたとも聞く。
瑞垣での練習などを経て、7月下旬、アタック開始。
下部600mは階段状の岩場を詰め、バンド上に上部キャンプを設営。核心のヘッドウォールをクラック沿いに400m登ってコルに至り、稜線を300mで頂上を目指す。3週間の行程。

脆い花崗岩の登攀は落石が多くそれなりに困難そうではあったが、白夜で常に明るくて気候も4〜10℃で安定し、ルートに氷壁も無いのでそれほどギリギリの緊張感は感じられなかった。山野井さんも「あ〜怖いな、もう!」なんて言いながらとても楽しそう。上部キャンプに荷揚げしてルート工作。フリーではなく人工も使っていた。最後はワンプッシュで頂上へ。最終ピッチ、妙子さんに最後のリードを任せる心遣いも見せていらした。

「ギャチュンカンのピークよりいいね」と笑う山野井さん。今回、限界を追うギリギリの登攀ではなく、ご夫婦でのクライミングを心行くまで楽しまれたのだろう。

あと、個人的にちょっと印象に残った所を少々。
・妙子さんには結構ぞんざいな言葉遣いを見せる山野井さん。でも、岩壁の基部に初めて立ったとき、妙子さんの名前を連呼して「すごいよ!でかいよ!」と喜ぶ姿に、やっぱり最も分かち合いたいパートナーなんだな・・・と微笑ましかった。
・途中、落石に当たって10mmのロープが切れた。事故は無かったが、木本さんが「すごいね・・初めて見た」とぽつり。落石でロープが切れるとは聞いていたが、ベテランの木本さんでさえ初めて見たそうだから、ロープは信頼できるものなんだなあ、と逆に思った。


BS−Hiでの再放送は11/26(月)14:00〜
地上波では1月中旬くらいに放送予定だそうです。
posted by 松ポコタ at 22:09| ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 閑話休題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月15日

怖いミス

tachioka_momiji.JPG
今日は太刀岡で「カリスマ」をトライしたが、特筆すべき事はなかった。しかし、見過ごせぬミスを犯してしまった。

K師が本日2本目のトライ中、私の携帯が鳴り出した。静かな岩場に鳴り響く耳障りな機械音。内心青くなったがビレイ中では止めにも行けない。K師も集中力が切れたのだろう、テンションしてしまった。
「調子が悪かった」とは仰っていたが、リズムを狂わされたのは間違いないであろう。これが万全を期したRPトライだったらどうか。仕事でいえば、人が何ヶ月もかけた契約を自分の不注意でフイにしてしまうようなものだ。その際の自責の念たるや、考えるだに恐ろしい。
今回は他に本気トライの人もおらずインシデントで済んだが、取り返しのつかないアクシデントにならないよう、強く自戒して今後の教訓としたい。
posted by 松ポコタ at 00:00| ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 閑話休題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月21日

寂しい・・・いや嬉しい!

職場からの帰り道
070820_181652_M1.jpg
日が短くなってきて夏も終わりか・・・
でも涼しくなってフリクションが良くなると思えば嬉し!
posted by 松ポコタ at 01:27| ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | 閑話休題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。