2007年12月24日

「スーパーラット 12c」冷たっ!!

同行: K師

この週末。全体に天気が振るわない中、月曜は晴れ間が望めると見込んで太刀岡へ。

しかし、気温はまずまずなのだが雲がなかなか取れない。岩に陽が当たらないとホールドも冷たさが抜けない。

少し待ったが日差しが戻らないので、午後早くに一便目を出した。
手がかじかまないように、5P目まではいつもより心持ち早いペースで登る。しかし5P目クリップしてレストしている内にどんどん指先の感触が失われて来る。ままよ!と右手カチガバ、左手大穴へ。足を慎重に決め、6P目クリップ。左足を大穴にヒール&トゥして、左右の手を交互にレストする。ムーブは今までで最高の出来だ。しかし、指先の感覚は無く、指も上手く開かなくなってきた。体勢は安定しているのでリップ上のガバはいつもより近く見え、十分届きそうに見える。
えいっ!と右手を飛ばす。ガバに十分届いたが、やはり指が言うことを聞かず、掴み損ねた。ああ〜・・・

午後2時頃からようやく日差しが出てきた。ストレッチをして疲労を抜いたつもりで2便目を出す。だが、ダメージは誤魔化せず、5P目ですでに足がエルビス。崩れ落ちるようにテンションした。1便目で冷たい指先を信用できず、相当力を込めて登っていたようだ。

こんな寒い年の瀬まで持ち越さずにRP体勢に入れていればなあ・・・と思う今日この頃。
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2007年12月15日

ハラハラ「スーパーラット 12c」ドキドキ

同行: K師


photo by K-shi

え〜、期待して動画をご覧になった皆様、
大変申し訳ございませんでした。

リップ上の遠いガバを右手で取るのがイチかバチかの状況。
5P目までは安定したのだが、そこから途端にヨレてくる。
6P目クリップした後、左足をヒール&トゥでガッチリ安定させるムーブを開発したので、次回試すつもり。
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2007年12月09日

まだまだ「スーパーラット 12c」

同行: K師

残り少ないシーズン、チャンスを拡げようとこの週末は土日泊まりでの太刀岡行。

12/8(土曜)

本日は予想もしなかった貸切状態。気温も高く、穏やかなクライミング日和だ。のんびりやろうと思ったが、アップして取り付いた「スーパーラット 12c」初便、思った以上に体が動き、欲が出る。

前回のトライからさらに考えたほんの些細な改善点(手をほんの数センチずらすとか、小さなフットホールドを確実に拾うとか)を実行するだけで劇的にムーブが安定する。いつもなら一杯々々の5P目クリップ&レストの時点で、まだまだ手数を伸ばせる確かな感触があった。よし、と数手出して最後の穴ガバを左手でガッチリ掴む。この時点でも余裕あり。「いける!」と右手クロスで6P目をクリップしようとすると・・・あれ!左腕でヌンチャクが見えない!当りをつけて探ると、カラビナを変な形で握ってしまった。あせるほどにヌンチャクが逃げる、左手は震えだす・・・がああ!駄目だあ!!

結局1テン。しかしこの1便だけでかなり消耗してしまった。今日はこれで仕舞いにして、明日に賭けよう。と、甲府の武田神社や愛宕山など市内観光でまったり。

12/9(日曜)
 
今日は日差しはあるのだが何故か風が強く、じっとしていると凍えてしまう寒さだ。太刀岡ですっかり顔馴染みになった方々もいらして静かに賑わう。調子に乗ってお喋りが過ぎてしまった。

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↑今日は6人程が「カリスマ」「ラット」トライ。そのうちのお一人・・・あと少し、惜しかった!

情けないことに、まだ前腕に昨日のダメージを感じる。なかなか岩の冷たさも抜けないので、ゆっくり待って午後からトライ。
「ガンバ上等」で挑んだ初便、5P目クリップまではたどり着いたが、昨日と比べて明らかに伸びしろ一杯だ。駄目元で次のホールドを掴めば何か起きるかも知れない、と1,2,3手繰り出すが、足がバタバタ、フォール。
2時間半後の次便。やはり5P目でプルプルしてると、下から容赦のない「ガンバ」コール。「上等!」と1、2手出すが、限界。「もう十分ガンバったさ・・・」と乾いた笑いが漏れ、落ちる。

K師も「カリスマ 13a」1テンからが中々手こずっている。傍目にはすごく安定して見えるが、最後の左トラバースにかかる右手クロスのピンチが確信を持って捕らえられないようだ。

限界グレードのRPトライで粘ってしまっただけにダメージが尾を引いた。来週、本当にシーズン最後のトライに持ち越し。


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2007年12月01日

「スーパーラット 12c」 何とか1テン

同行:K師

なかなか穏やかな気候が続いている。まだまだ太刀岡も通えそうだ。
師走初日、「スーパーラット 12c」に追い込みをかけるべく。

tachioka.jpg

初便、4P目まではさすがにムーブが固まってきた。まだ早い時間だったが、以外と指先に冷たさを感じない。ここから右トラバース。改善ムーブが効を奏し、5P目まで繋がった。改善点:
1 トラバース途中の縦穴に全指入れると小指が痛いので、薬指まで入れた状態で体重をかける。
2 大穴を左手で取ったらすぐに体を持ち上げずにレスト。
3 大穴を両手で取ってから持ち替えるのが上手くいかないので、右手を手前のフレーク→左手を大穴左隣の右引きホールド→右手で大穴の良い所持ってクリップ体勢を安定させる。
上部は微妙なホールドが少ないので落ち着いて足場を探す。最後の遠いガバをリーチいっぱいで飛びつき気味に取る。よれてたらここで落ちそうで怖いなあ・・・でも1テンになった!

2便、4P目からのトラバースでスリップ。厳しいので早くこなそうと気が焦ると微妙にムーブが雑になる。

3便、体は意外と動くのだがやはり腕に疲労が蓄積している。それでもなるべく到達点は伸ばそうと、気合でトラバースに入る・・・が、腕からプシューっと力が抜けていく音がする。しかし、下から暖かい「ガンバ!」の声援。『いやいや、これ見てよ、無理だって!!!』と一人突っ込みを入れる自分に何故か大爆笑してしまい、落ちた。その際、縦穴で薬指をザックリ切って出血、敗退。

ロワーすると、声援をくれた方が、「すみません、次からガンバって言いません」と恐縮なさっていた。いえいえ、すごく嬉しいんですよ。ありがとうございます!

そしてK師の「カリスマ」最終便。完成されたムーブにギャラリーも固唾を呑んで見守る。5P目クリップして慎重にレスト、いい感じだ。さあ、次のムーブ!「つんっ」何故かホールドに届かずテンション。今までの緊張感もあって、皆のずっこける音が聞こえた。

今日は「カリスマ」「ラット」を7人程で廻したので、3便だして下山が5時近くなった。皆さん良いクライマーで、今日も楽しい岩行であった。だがRPという結果を出していない以上、満足してはいられない。年内チャンスがある内はまだまだ通って挑戦しよう。

nedoko.jpg
↑誰が呼んだか「シュラフ星人の寝床」太刀岡は場所を選ぶと快適な平場がある。葉も落ちて日当たりが良く暖かかった。




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2007年11月25日

太刀岡 「スーパーラット 12c」 ぼちぼちと

同行: K師

IMGP0920.JPG
今日の太刀岡は15,6人の人出で大賑わい。しかも、13クライマー達が続々と。
暖かく、岩のコンディションも良好。この機を逃さず、先週お見かけした男性が「カリスマ」を今日初便でRPすると、一昨日「スーパーラット」で悔しいフォールを喫していた女性もこれをRP。この方はこれで5.12台が100本目だそうだ。すんげ・・
また、馬目弘仁氏がいらして「スティングレイ 13b」をRPなさったのを拝見できたのは貴重だった。

そんなRP祭りに圧倒されながらも、私は自分のすべきことを粛々と為すしかない。「スーパーラット 12c」の1便目はA0使いまくりでムーブ確認。
2便目、今日は何とか全てクリップしてトップアウトしたい。4P目までは固まった。厳しい右トラバースの後、左手で大穴を取る所までもそこそこ出来るようになってきた。しかし5P目をクリップする際に、大穴の右手がジャミング効きすぎで痛い。大穴で持ち替えする際に余裕がなくて、良い持ち方が出来ないのだ。それならと、右手で大穴を取る前にすぐ右脇のフレークを中継してみた。若干余裕はできたが、手数が増える分疲れる。何とかクリップはしたが、足は激しくエルビス。そこから3手進んだ右上の小ガバから6P目に遠くクリップするのも今まで結構辛かったので、さらに1手出して大きな穴ガバでクリップ。力は要るがこの方が安定するな。その穴ガバに左手を残し、右手でリップのカチ→遠いガバをリーチいっぱいに伸ばしてガッチリ取ればほぼ終了。ヨレた状態で出来るかは疑問だが。
3便目はお約束のダメダメ便。撤退。
4P目から各駅とは言え、一応ムーブは下から全てつながった。よしよし、と小さな神輿を担いで自分祭り。

エキスパートな人々と同じ空気に浸れた今日は楽しかった。色々と良いモチベーションを頂いたと思う。

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2007年11月17日

太刀岡 「スーパーラット 12c」へ転向

同行: K師

今日も今日とて太刀岡行。ぼちぼち冷え込んできて朝方は岩を持つ手が凍えるようになってきた。
今日も女性クライマーが多く、賑やかだ。しかし、その女性陣の強いこと・・・そのうちのお一人が「スーパーラット 12c」狙いのようで、「カリスマ 13a」の5P目から分岐した「ラット」の6P目にヌンチャクを架けていた。恥ずかしながら、これ幸いとお借りして「ラット」を触ってみた。遠いが良く効くガバ3連発。ムーブも問題なくトップアウトできる。これは丁度自分の尺に合っているように感じる。しかも12cなら最高グレード更新だ。出来もしない「カリスマ」をお遊びで触ってる場合じゃない!と少し目が覚めた。

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↑「カリスマ」の5P目から直上するのが「スーパーラット 12c」

とはいえ、核心部は「カリスマ」4P目からの右トラバース。まだまともに出来ておらず、5P目を自力でクリップしたことはない。しかし、今までどこか他人事のようにトライしていたのに比べたら断然モチが湧いてきた。K師にも「何だか楽しそうだねえ」と言われる始末。
結局3便目は毎度のごとくトラバース中の左手小指の酷使が崇り敗退したが、次回は本気モードでこの右トラバースを攻略だ。

K師は2歩退がって3歩進んでいらした。


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2007年11月09日

太刀岡「カリスマ」・・低いところで右往左往

同行:K師

tachioka.JPG
混雑しない中で落ち着いて登りたいと、平日の太刀岡山へ。
貸切かと思いきや、もう1パーティーいらした。コンディションのよいこの時期、皆さん平日でも腕がうずいて仕方ないのでしょう。

charisuma_sum.JPG
↑「カリスマ 13a」(クリックで拡大)
今日の目標は何とかトップアウトしたいのと、4P目(上の写真で3本目)までのRP?。1便目で4P目まであれやこれやとムーブを試し、2便目でA0使いまくりでトップアウトを目指すも終了点手前で怒パンプ。RP目前の方々がここで力尽きてロングフォールを喫するのがよく解る。3便目で下半分のムーブをおさらい。

もう一方のパーティーの1人がカリスマをRPしたのを拝見。あまりに完成され澱みの無い動きに、最初はエキスパートが余興で登ってるのかと思った。だが長い長いトライの末の歓喜のRPだったそうだ。前半を余裕でこなしてノーダメージで臨まなければ、あの後半の消耗戦には耐えられそうに無い。参考にして手数を減らしたムーブを試すが、付け焼刃は通用しなかった。時間をかけて自分の登りを手にしていくしかなさそうだ。

先週1テンに持ち込みRP態勢突入のK師。本日2便目で6P目手前まで迫る気迫の登りを見せるも、力尽きてのロングフォール。この光景を他の人で何度も見ているので、自分も5P目からが怖くて仕方なかった。だがいつかはRP態勢に持ち込み、恐れずに突っ込んで行きたいものだ。
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2007年11月04日

太刀岡「カリスマ 13a」・・・分不相応かな?

同行:K師

当初は土日泊まりで太刀岡→小川山の予定が、急遽日曜のみの太刀岡行。実は土曜の朝に私が大寝坊して台無しにしてしまったのだ!最近、夜勤の仕事で睡眠のリズムがかなり狂っているとはいえ・・・
K師、何とも申し訳ありませんでした。

ともあれアップがてら、「ハッピーバースデイ 11a」をRP。被っているが、豊富なガバを繋ぎながら左右に体を振ってぐいぐい登れる素直なルートで気持ち良い。実質FLだが、大昔に触ってたかもしれないので。

今日からは身の程も知らず「カリスマ 13a」に挑もうと思う。今の自分は力不足であろうが、先ずはホールドの感じだけでも経験しておこう。長い修行の幕開けである。
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↑「カリスマ 13a」なかなか強い女性クライマーも奮戦中。

3便出した結果、全て前半の4P目辺りで力尽き、トップアウトは出来なかった。A0で5P目まで辿りついて少々ムーブを試みた。体系的な解析などはとても出来る段階ではないので、以下雑感。
・4P目までで体感グレード5.11後半。
・全体的にボルダーでおそらく4〜3級のムーブが間断なく続く。
・細かいホールドが無い代わりに前腕が恐ろしくパンプする。特に右手は前半のクリップホールドで酷使するので、消耗しない組み立てが必要。
・下からヌン掛けするのは厳しい。「ハッピーバースデイ」終了点からトラバースしてロワーしながらプリセットが良いようだ。

トップアウトさえ出来なかったが、絶望的とは感じなかった。今日体感した様々な困難をこれから克服していくのかと思うと、むしろ今の自分の力が及ばないことが楽しく思われた。我ながら良い傾向だ。

K師は今日の1便目で1テンに持ち込み、2便目で最高到達点を更新していた。いよいよRP態勢。今シーズン残りに期待大!!
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↑小山ロック頂上から、茅ヶ岳を望む。
この岩場は独立していて、帯水がないので染み出しが少ない様子。先週の台風一過の直後も問題なく登れたそうだ。
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2007年06月02日

久々に好調^^

同行: K師

「私と出かけるときはだらだらしてるのにクライミングの時はパッと起きるのねぇ」と、カミさんから激励の言葉を頂戴しつつ、6時前に家を出る。7時八王子。9時半駐車場。今日もほぼ満車だが、かろうじて軽自動車1台分のスペースにねじこむ。

今日は湿度が高めでアプローチの急登で汗ダクになる。岩場は乾いた感じにみえるが、少々ヌメるだろう。辛目の10dでアップしたが、あまりの暑さに落ちそうになった。

070602_141216_M.jpg
↑「おさわがせしました 11d/12a」右は「カリスマ 13a」を登るクライマー。
先ずはヌン掛け便を出す。しかし、夜更かしの上の早起きだったので、眠気に耐えられずしばらく本気で寝る。日陰になる貴重な午前中、K師には申し訳なかったが結果的にこれが良かった。下部の核心はもうムーブが固まっていたのですんなり。その後のアンダーガバセクションでは無駄な力を使わないようにセーブしつつ、レストもしっかりとった。中間部の核心、まだムーブは不安だったが、下半部で力をセーブできたのでかなり余裕をもってこなせた。最後のカンテ添いのガバ連続から終了点まで、となりのルートの人と言葉を交わせるほどの余力をもってRP。(ムーブは前回参照)

時間もまだまだあるので、続いて「ミストラル 12a/b」に挑む。
070602_161045_M.jpg
↑スラビーな下部はカチとスメアを駆使。中間で少し右よりのアンダーガバでレスト出来るが、ここからが核心。キーとなる大きなポケットがあるのだが持ち方が多彩で、チクタクして最終的にこれを左手アンダーに持ち、足をずり上げて右手を甘いカチまで届けねばならない。レストポイントのアンダーからその体勢まで持っていくのに四苦八苦。K師からムーブを教わってもなかなか出来ない。初便は核心抜けられずに降りたが、2便目で何とか切れ切れに繋がった。レストの左手アンダーからポケットの中のカチへ右手を大きく伸ばす→左手を腰の辺りのサイドプルへよせる→右の大きな斜めアンダーを右手で→先ほどのポケットを今度は左手アンダーとして使う。少々遠くて厳しいが、右手でサポートできるカチがあるので体を引き上げる→足をずり上げ、右手遠くて甘いカチ→さらに右手をガバに飛ばす。この一連のムーブでは足使いが重要。踏み変えたり伸ばしたりと忙しいが、足が決まらなければムーブは完成しないだろう。「ミストラル」は星がついていないのが不思議なくらい面白い内容だった。

K師も今日はなかなか調子が良いらしい。「カリスマ 13a」を4便だしてもあまりよれた感じに見えなかった。午前中と夕方にコンディションが良いので、暑い時間をさけつつ一日を長く使ってトライしたのが良かった。RPして運転する帰り道は何故か疲れを感じない。先週の太刀岡でおばあちゃんに貰ったホウレン草パワーの賜物と言えよう(K師談)。
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2007年05月27日

太刀岡みやげ

同行: K師

朝七時半に八王子を出発、土曜と違い、日曜の朝は中央道も空いている。時速80Kmでのんびり2時間。ETC装備車は双葉パーキングから高速を降りることが出来る。手前の甲府昭和ICで降りるよりも混雑した中心街を避けられるのでありがたい。
10時頃太刀岡山麓の駐車場へ着くが、クライマーと一般登山者であろう、すでに満車状態。しばらく右往左往したが、路駐も出来ない。思い切って地元の方に聞いてみると、駐車できる所を教えて頂いた。ありがたいことだなぁ、と思いながら岩場へのアプローチにかかる。入り口脇の民家にいらした方に「こんにちわ」と挨拶すると、「気をつけてがんばってらっしゃい」との声を頂いた。何だか暖かい気持ちで、岩場への急登も苦にならなかった。

さて、アップにかかろうと見上げると・・・あれ?ボルトがケミカルになってる?あとで調べると、この20〜22日にかけて地元のクライマーの方々がリボルトなさったそうだ。お疲れ様でした、いつも利用させて頂きありがとうございます。
今日は相当暑くてコンディション最悪かな・・・と思っていたが、小山ロックは午前中日陰になっていて意外と涼しい。

IMGP0571.JPG
↑前回、何とかトップアウトはできた「おさわがせしました 11d/12a」(ここはリボルト無し)。今日は中々の人気で私も入れて4人がトライ。そのうちの一人が早々とRPしていた。うむ、中間の核心部のムーブがかなり違うな・・・私は悪いバランスで遠いポケットをきわどく取りにいってるのだが、その方は左手アンダーと右足の立ち込みをうまく使っている。試してみたがうまくいかずに何度も四苦八苦していると、下からアドバイスしてもらった。何も考えずに言われた手順で機械的に動くと、あんなにパワーを使っていたのが嘘のようにふわっと体が持ち上がった!!うわ〜〜、やっぱりムーブなんだな・・・(覚書風に:4本目のクリップホールドの左手ガバ上に右手添え→右足を高めに掻き込むようにスタンス→左手アンダーで立ちこむ→右手がポケットに届く)。
その上のスラブも苦手だったが、持ち方と足の位置を教えてもらっただけで、もの凄く楽になった。如何にムーブの解析力が無いか思い知った。後は繋げるだけだが、午後2時を過ぎ、大分ヌメってきたところで体力も無くなった。

IMGP0572.JPG
↑「おさわがせしました」の下部。ここが最初の核心だが、ここは上手くなった。右手パーミング気味で左のピンチを取る。ぐっと体を上げてフレーク下のリスに右手指ジャミング、足をスメアで安定させフレークを左手で取る。このあと、アンダーフレークのガバで中間部の核心まで繋げるが、力を使いすぎないように注意。


・・・以前も書いたが、この岩場には祠が祀られている。だが、開拓者によればもう神様は移されているそうだ。今日もハイカーが数パーティー通過したが、中に憮然とした表情で祠を拝んでいる人達がいた。これは誤解してるな、と思い「この祠の神様は遷宮されていて、地主さんからも許可をもらって登ってるんですよ」と声をかけたら幾らか表情がやわらいで、「いやあ、こんな所を登るなんてバチあたりだな、と思ってたんだよ・・」と言っていた。まあ、一般登山者がそう思ってしまうのも致し方ないことだが、せめてこの人達だけでも分かってくれて良かった。

K師は「カリスマ 13a」のムーブの確度を上げることに専念。3時過ぎには二人ともExhaustして下山。
帰り道に畑を通りがかると、農作業中のおばあちゃんから「これ持ってけ!!」と、何とホウレン草を山ほど頂いた。びっくりしたが、とても嬉しかった。この岩場は地元との関係において模範を示してくれる。開拓者や関係者諸氏には頭が下がる思いだ。この岩場に限らず、私も挨拶など小さなことから心がけて行こう。

IMGP0579.JPG
↑ということで今日はホウレン草のバター炒め。これでも貰った量の1/6程。明日はおひたし。味噌汁。それから・・・・




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2007年04月21日

数年ぶりの太刀岡

同行: K師

太刀岡の急登は朝の呆けた体にはキツイ。前に来たときは夏で、汗でドロドロになったが、今はまだ涼しいので助かる。20分程で小山ロックの基部へ。一番乗りだ。しかし、2本アップしている内に続々とクライマーが20人程に増え、足の踏み場も無い。

どこをやろうか色々迷っていたが、見栄え、内容ともに評判の「おさわがせしました 11d/12a」に決めた。
osawagase.jpg.JPG
↑ネーミングはイマイチだが、K師によると色々含蓄があるそうだ。開拓時の「岩と雪」なんか読めば面白いかも。

まずはヌン掛け。取り付きがいきなり核心。1本目は脇の木からプリクリが出来る。これはRPトライでもプリクリOKかな?2、3本目は大きなアンダーをレイバック等を駆使して少々疲れるが難しくない。4、5本目が第二核心。ヌンチャク掴んで飛ばす。6本目から終了点も、最後に浅いスプーンカットのホールドが出てきて、よれてると落ちそうで怖い。
osawagasekabu.jpg.JPG
↑取り付きの核心
2便目:ムーブ解析。取り付きでてこずるかな?と思ったが、一発でクリア。目の前のピンチが左手四本指でよくかかる。体を右に倒し、右カンテ奥の凹凸を探る。安定したら、真上のピンチに左手を飛ばす。かかりが良いので思い切り体をあげて、小クラックに右手指を捻じ込み微妙に体勢を整え、上のアンダーを左手逆手でぱっと押さえる。後は大きなアンダーを繋ぎ、4、5本目の第二核心へ。こちらは苦手のフェース系で、結構てこずった。4本目のクリップホールドは左手の横引きガバ。次に右手で開拓時より少し大きくなったというポケットを取って、効かせようとすると自然と体が左に倒れてくる。左に猫の舌のような薄いアンダーがあるので左手指先をひっかけ、右足を右に伸ばして安定させて岩にぺったりへばりつく。へばりついているので次のホールドは見えない。右手を伸ばし探ると指3本しっかりかかる縦ポケットがある。それを取れば左手がガバに届き、体を大きく引き上げられ、5本目をクリップ。この後も少々細かいホールドが続くが、余力があれば難しくはなさそう。

ここで時間があるので北面の「パンクスインザダーク 11c/d」も数年ぶりにトライしてみた。下部のスラブも上部の薄かぶりのフェースも適度にホールドがあり、難しく感じる所は無い。しかし長くて3/2ほどで力尽きてしまった。一度登ってホールド覚えてしまえば次回RP可能かな?

さて、「おさわがせしました 11d/12a」3便めはお決まりのヒイヒイ回収便。やっぱりいつもムーブ解析で力尽きちゃうなぁ。でも評判に違わず相当面白いルート。しかし、あちこちの岩場に食べかけのルートを残しているのが気になる。どれも非常に美味なのだが、いつも食べきるまえにお腹いっぱいになってしまう。文字通りハングリーさが足りないのだろうか。

karisuma.jpg.JPG
↑「カリスマ 13a」のK師
初便、すばらしいパフォーマンスを見せ周囲の人を唸らせていたが、その後、急速にガス欠。お疲れ様でした。


<少々気になったこと・・・>
ネットで太刀岡のことを調べてたら、ある登山者のサイトに祠が祀られている小山ロックのクライミングに対する批判的な記述があった。
一般の登山者が知っているはずもなく仕方ないのだが、この岩の神様はすでに他に移されており、「からっぽ」なのである。またこの岩場の開拓者の方達は、長年にわたり地主さんや地元の方との良好な関係を築き上げてこられたそうだ。
確かに自然の岩に人工物のボルトを打ち込み、チョークで汚す事に眉をひそめる方も多いことだろう。しかし少なくとも、上記の理由から開拓者はこのサイトの記述のような「無神経」な「冒涜」行為者ではない。
「太刀岡山」で検索するとこのサイトがかなり上位でHITする為、これを見て誤解する一般登山者に白眼視されないかと、小心者の私は心配である。
クライミングはまだまだ認知度の低いスポーツである。誤解や偏見を広めないためにも、自分に出来る小さな事として一般登山者への挨拶や地元への気遣いを忘れないようにしたいと思う。
posted by 松ポコタ at 00:00| ☁| Comment(3) | TrackBack(1) | 太刀岡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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