2007年10月28日

御岳 忍者返しの岩

同行: 愛犬 ぽこ太

この金土、台風絡みで大荒れだったので太刀岡行きを見合わせた。
それでもこの好天を見て外に出たくなり、一人で御岳に出かけた。

御岳の遊歩道が荒れている。寒山寺駐車場から右岸沿いの遊歩道にあったトイレの建物が流されている。しばらく来てなかったからさらに以前の増水によるものかもしれないが。

忍者返しの岩は午前中は濡れていたようだが、昼過ぎにはクラックの染み出しも大分収まるくらい乾いてきた。今回の増水でさらに下地が上がっているようだ。
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忍者返し 1級」でアップ。その後「子供返し 初段」を数トライ。最近は下地が上がったせいか、右手縦カチと左手ガバでスタートする人が多いようだが、少々疑問。本来は両手とも厳しい縦カチで体を上げてから左のガバを取って核心の遠い右を取りに行くのではないかと思う。もう大分前に一度だけ核心をこなして以来、何度やっても出来なくなってしまった。今日も核心のホールドに触れることはできるが止まらない。指皮が磨り減ってきたのであまり拘らずに終了。

ちょいと一足伸ばして白妙橋の岩場の現状を偵察してみた。
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↑もとよりずぶ濡れで登れる状態ではない。特に登攀禁止を訴える立て看板などは無かった。周辺の残置物は片付けられていたが、残置ヌンチャクは中途半端に残っている。今後、登攀自粛解除の朗報がどこから発信されるのか気になる。
posted by 松ポコタ at 21:06| ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | ボルダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月25日

1年ぶりにモンスターパニック@金毘羅 

同行: K師

去年40数回のトライの末、シーズン終了で持ち越しとなった金毘羅岩の「モンスターパニック 12b」へ向かう。
期待と不安を胸に、ほぼ1年ぶりの邂逅。
去年の晩夏、11bが最高グレードだった私が一念発起して取り掛かった思い入れの深いルートだ。最初手も足も出なかったが、シーズン終わりには1テンにまで持ち込んでいた。
あれから1年、ようやく12aをコンスタントにRPできるようになった。是非こいつをRPして次へのステップとしたい。

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↑「モンスターパニック 12b」

ヌン掛け便でムーブを確認・・・のはずだったが、肝心な所はすっかり忘却の彼方。思い出せてもムーブが出来ない。最近せいぜい薄被りの壁ばかりやっていた為か、この長い前傾壁に前腕がすぐパンパンになってしまった。
それでも集中してRPトライに挑んだ。下部のボルダーは自動化していて、ニーバーから右手カチを取るムーブには不安が無かった。次の4P目がある下部バンドで何とか休みたいのだが、サイズ的に大穴でのニーバーのレストが出来ない。息を整える程度で前傾壁の核心部へ突っ込んでいくが、Mogakiホールド(100岩場の口絵で茂垣敬太氏が掴んでいる事から)を越え、右手で上のピンチを取った所で力尽きた。
さらに次便。午後になって少々湿り気を帯びてきたMogakiホールドをうまく捉えられずにテンション。もうフラッシュパンプ状態。ざっと全体のムーブをおさらいして回収。

私は体のサイズが大きめなので、下部と上部のバンドのレストポイントで効果的に休めないのが痛い。しかも、ルート全体を通して傾斜が死なず、指を巻けるようなガバもほぼ無いので前腕の消耗が甚だしい。ムーブの一手々々の合間に腕をシェイクしながら進むしかない。
今回ムーブを再確認した上にいくつかの改良も得られた。次回、安定したムーブさえ出来ればこの「ムーブ併行レスト」もうまく機能してくれそうだ。

K師は「デジタルモザイク 13a」をトライ。去年RP一歩手前でホールドが欠けた痛恨事があった。欠けたホールドを補う、かなり有効なムーブを再構築しつつあるご様子。
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2007年10月24日

八千穂高原 

同行: カミさん

夜勤明けの寝ぼけた体を奮ってカミさんサービスに紅葉狩りへ。
長野の八千穂高原が紅葉見ごろとの事で出かけてみた。

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八千穂高原自然園にて

晴れている割には霞んでいて眺望が悪かった。
紅葉も見ごろと聞いたが全体的にはくすんだ感じだった。
八ヶ岳のシーズンはもう終盤なので仕方ないとはいえ、
今年は冷え込みが足りなくてあまり鮮やかではないのかな?

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秋晴れのシラカバ林歩きは気持ちよかったし、
カミさんも良い気分転換になったようだから良しとしよう。

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2007年10月21日

二子山中央稜 マルチピッチ

同行:ハッピー

アルパイン志向の大学1年生ハッピーと谷川の烏帽子南稜に行くつもりだったが、上越方面の雨模様が好転しなかった。よって、マルチの練習がてら二子西岳の中央稜を登ることに。多摩センター朝6時出発、股峠下に9時着。
 
アプローチで迷ったが、股峠から西岳の祠エリアを過ぎてローソク岩方面へ100mほど進むと右斜面に明瞭な踏み跡があった。しばらく登って、赤い大きなドラム缶が取り付きの目印。

1P目:(30m 5.7) 凹角をボルト沿いに直上後、フレークを右上。テラスは3〜4人収容できる程度。
2P目:(20m 5.8) 左のカンテ沿いにボルトが連打されている。次のテラスは狭い。今日は先行パーティーは二人だけだったが、リードのハッピーはテラス手前でセルフをとってしばらく待たされた。
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3P目:(35m 5.9) クラックだが、右側にボルトが打たれている。前半はレイバック、後半でジャミングも使う。とにかくザックが邪魔!!もっと小さいのにすべきだった。登りきったテラスはとても広い。立ち木でセカンドをビレイ。
4P目:(20m 5.7) 逆くの字にルートを取れば簡単。しかし簡単すぎてボルトは僅少で、抜け口に1つだけあった。抜けたテラスも広いが、草付きで脆いので落石注意。
5P目:(30m 5.8) ビレイ点から直上、ガバの豊富なフレークに沿って古いハーケンが所々。カムや、スリングで穴にタイオフしながら登る。高度感が大変気持ちよい。着いたテラスは少々狭くて浮石もあるので注意。
6P目:(35m 5.7) テラスを左に出て、緩い傾斜をたどり最後のフェースへ。ボルトは僅少。といっても簡単で、最後のフェースもホールドが豊富だ。カムも効く。
7P目:(15m 5.5) 草付きを歩くだけだが、万が一転べば奈落なので一応確保はした。

渋滞が心配だったが混んでなくてよかった。つるべでのんびり登って2時間半ほど。ハッピーは10bを登れるのであまり不安はなかったが、5.9がギリギリの人は難しいだろう。どのピッチもヌンチャクは10本もあれば足りた。カムは必要。ルートはそれほど曲折していないのでシングルロープでも重くはならなかった。
秋晴れで暑いくらいの西岳山頂で昼食。ラペルしたかったが後続がいるので、歩いて下山。「上級コース」と銘打たれた股峠への下りは早いがデンジャラスだ。弓状エリアを覗くと意外と空いており、S川君やO本君がいた。

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↑中央稜全景  ↑東岳を望む。紅葉の見ごろは来週あたりかな。
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↑3P目上から   ↑4P目     ↑6P目

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2007年10月20日

河又 ダイノサウルスを初トライ

同行: K師

今日は太刀岡のつもりだったが朝にトラブルがあり、急遽河又へ久しぶりに向かうこととなる。
デザートソングは順番待ちが多そうだ。グレードも少し上を目指したくもあるので、シュテファンフェイスの「ダイノサウルス 12b」をトライすることにした。

dino_upper.JPG
↑上部 とってもフィンガリー。
dino_bottom.JPG
↑「ダイノサウルス 12b」取り付き

石灰岩は苦手なのだが、先日の雨にもかかわらず岩は良く乾いていて指も足もかかりが良い。但し、指力が要求されるルートだ。
ヌン掛けであまり消耗すると一日終わりそうなので、ざっとホールドを探って核心手前で降り、一休みしてからトライ。
1P目、2P目は右のクラック沿いのホールドで割りと楽にクリップできる。その後、右の斜めカチをメインに保持して体を引き上げ、左手で甘いガバを飛びつき気味に取る。3P目クリップしてレスト。ここからが少々トリッキーだ。右手サイドプル、左手は真上の小フレークをガストン。右足をハイステップして乗り込み、右手でアンダーを取って4P目をクリップ。狭い範囲に固まった4つの甘いホールドをぺたぺた中継して、一段上の水平ホールドに左手を思い切り伸ばして5P目クリップ。ここまでは来れたが、ものすごい消耗した。ここでテンションして核心を探る。真上の縦ホールドを左手で横引きしながら体を右に振り、右手でカチを中継しつつ体を引き上げてその上のガバ地帯へはいずり上がる。しかし、ガバでも安心して保持できないくらいに消耗した。
次の便も5P目までは繋がるが、核心はムーブがこなせず終わる。
厳しいが、ムーブが極まると面白い。内容の濃い好課題だと思う。

今日K師がトライしていた「なぐり愛 12b」。私が苦手とする短いが厳しいタイプのルートのようだ。K師も今日は頗る調子が悪そうで、悪戦苦闘していた。その代わり、帰りの車中では妙にハイテンションであった。体も心も壊さぬよう、ご自愛下さい・・・
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2007年10月14日

ワールドカップ2007 加須

今日は泊まりで小川山の予定だったが、天気も悪そうだし体調も今ひとつなので帰ってきてしまった。折角なのでワールドカップでも見に行こう、と軽い気持ちで土曜の夜になってキムキムを誘ってみた。
しかし、チケットの前売りは完売、当日券も100枚程度なので手に入るかどうか、との情報。当日券は九時発売とのこと、明日は早く現地に向かおう。

キムキムと六時に待ち合わせて町田から高速をひた走る。
八時に加須に到着。するともう行列が出来ている。
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↑マムちゃん?お出迎え。
何とかチケットは買えた。しかし間に合わなかった人々が何とか入場できないかと奔走している・・・なんだか人気ロックバンドの公演みたいな様相だな。

準決勝、男子27名、女子26名。
さすがに日本人の参加が多い。ただ、平山ユージが怪我で出場していないのが何とも点睛を欠いて残念!だが解説者として参加して会場を盛り上げていらした。

そして戦いがはじまった。
halffinal.JPG 
↑左:安間選手(坊主になっていた)右:小林選手
男子女子とも並行に競技進行していくので、見所を逃さないように目移りして忙しかった。中盤まで日本人選手が多く登場することもあり、会場からは盛んに声援やコールが飛ぶ。しかし後半、上位選手が登場してくると会場は緊張とともに静まってきた。声援よりも感嘆のどよめきが随所で湧き起こる。
男子は韓国のソン選手が最初の完登を見せ、その力強い登りに大いに会場が盛り上がる。つづく安間選手は惜しくもあと数手で完登を逃す。その後、海外選手たちが次々と危なげもなく完登していくと、それぞれに個性のある登りに観衆は釘付けになっていくようだった。
女子は中々完登者が出ない。小林由佳選手があと数手に迫るが惜しくもフォール。大トリの女王、アイター選手が唯一人最後のホールドを掴んだ瞬間、会場は大きく沸いた。満面の笑みで手を振りながらロワーしてくるアイター選手。ああああ、かわいいなあ・・・
男女各8名のファイナリストには安間、小林の両選手が残った。

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決勝。左:女子、右:男子決勝ルート
先に女子から。ルートは前半の体育館既設のモジュラー部分をアプローチしたあと、WC用に増設された強い傾斜の壁を右に左に悪そうなホールドが延々と続く。見ているだけでこちらの体力が奪われそう。
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中盤にカンテで大きくレストした直後に、大きなハリボテを乗り越していくのが最大の核心部で、小林選手もここでフォール。ここを越えられたのは2人だけ。うち、惜しくも最終ホールド手前で完登は逃したものの、スロベニアのマヤ・ヴィドマー選手が優勝。
男子。私がみても明らかに分かる核心部分、中盤にホールドの無いつるつるの三角形のハリボテが選手の行く手を阻む。
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(↑核心部のラマ選手)
オーダートップは安間選手。やはりこの核心部で試行錯誤する暇もなく落ちてしまった。世界のトップクライマーたちがここで次々と弾かれてゆく。そして5人目のトマス・ムラチェク選手。ハリボテを両手でマッチ。その1ムーブごとに会場がうねるように沸く。そして右の縦ホールドに左手がかかり、核心部を抜けた。津波のような歓声!その時ムラチェクが振り向き、会場に向けガッツポーズ!!
ぐわああああああああああ!!かっちょええええ〜〜〜!!!
この日、日本中でもっとも熱かった瞬間であろう。
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彼は完登こそできなかったものの、続くデビッド・ラマ、パチ・ウソビアガ、ラモン・ジュリアンと、この核心を抜けられずにムラチェクが文句なしの優勝。

帰りの車中でもキムキムと共に興奮冷めやらなかった。
大昔に見たきり、コンペ観戦に興味は無かったのだが見ごたえ充分で大満足。世界のトップクライマーの集うWCなので当たり前ではあるが。しかし、このように盛り上げるためのルートセッターたちの苦労は並大抵ではないだろう。男子決勝のルートも、もし誰もあの核心を抜けられなかったら釈然としないであろう。世界のトップ相手に8人中1、2人がクリアできる課題作りというのは大変だろうなあ。

結果など詳細↓
ワールドカップ公式HP http://www.climbing-wc2007.com/

wall.JPG
↑屋外イベントの移動式人工壁。
イベントにいいなあと思う。聞くと、基本料金1日25万+経費との事。問い合わせ:ブリックワーク tripledyno@ybb.ne.jp
posted by 松ポコタ at 00:00| ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | ワールドカップ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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